こんにちは、「NIKKEI225NISA」の管理人です。今回は、先週の日経平均の動きと、今週の展望について考察していきます。
先週の日経平均の振り返り(3月3日〜3月7日)
先週の日経平均株価は、37,155.50円から36,887.17円の範囲で推移し、**週間で268.33円の下落(約0.72%)**となりました。主な要因は以下の通りです。
1. 米国市場の影響
米国株式市場では、ハイテク株の大幅下落や、トランプ大統領の関税政策に関する不透明感が広がりました。特に、トランプ大統領がカナダとメキシコからの輸入品に対する25%の関税を3月4日から発動すると明言したことが市場に影響を与えました。
2. 円相場の動き
為替市場では、安全資産とされる円が買われ、対ドルで約147.95円まで上昇しました。これにより、輸出関連株が下落する要因となりました。
3. 国内の材料
日本国内では、トランプ大統領の関税政策に対する懸念が広がり、防衛関連株に注目が集まりました。
今週の見通し(3月10日〜3月14日)
今週の日経平均は、35,500円~37,500円のレンジで推移する可能性があります。注目すべきポイントは以下の通りです。
1. 米国の経済指標
今週は、3月12日に2月の米・消費者物価指数(CPI)、3月13日に卸売物価指数(PPI)の発表が控えており、これらの結果が米国市場、ひいては日本市場に影響を与える可能性があります。
2. トランプ大統領の関税政策
トランプ大統領の関税政策に関する発言や動向が引き続き注目されます。特に、関税の適用範囲や対象国の変更などが市場に影響を及ぼす可能性があります。
3. 防衛関連株の動向
防衛費の増額が見込まれる中、防衛関連株への注目が高まっています。今週もこれらの銘柄の動向に注目が集まると考えられます。
投資戦略のヒント
今週は、35,500円付近での反発を確認してからの買いが戦略として考えられます。短期的には、トランプ大統領の関税政策や米国の経済指標に注目し、慎重な投資判断が求められます。長期投資家は、防衛関連株や円高メリットのある企業に注目すると良さそうです。
今後も市場の動向をチェックしながら、適切な投資判断をしていきましょう!また、最新情報が入り次第、随時ブログで更新していきます。
まとめ
• 先週の日経平均は約0.72%の下落で36,887.17円で終了
• 今週は35,500円~37,500円のレンジを想定
• 米国の経済指標、トランプ大統領の関税政策、防衛関連株の動向に注目
• 投資戦略は35,500円付近での反発を確認してからの買いを意識
今週も冷静な判断でマーケットに向き合いましょう!また次回の更新でお会いしましょう。
※投資は自己責任で行いましょう。本記事は情報提供のみを目的としており、売買を推奨するものではありません。
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