こんにちは、NIKKEI225NISAの管理人です。
今回は、2025年3月上旬のダウ平均株価と日経平均株価の最新動向を解説していきます。
ダウ平均株価:一時的な調整局面か?
2025年3月3日、ダウ工業株30種平均は前日比 649.67ドル(1.48%)安の43,191.24ドル で取引を終えました。
これは2月28日の大幅上昇(+601.41ドル、1.39%)の後に起こった下落であり、市場が短期的な調整に入った可能性があります。
直近のNYダウは高値圏で推移しており、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策や米国経済指標の影響を受けながら、やや不安定な動きを見せています。特に、利下げ時期の後ずれ懸念が相場の上値を抑える要因となっています。
日経平均株価:急落後の反発、上昇トレンド継続なるか
一方、日経平均株価は3月3日に629.97円(1.70%)高の37,785.47円 で取引を終了しました。
この上昇の背景には、2月28日の 1,100.67円(2.88%)安 という急落の反動による自律反発が挙げられます。
昨年(2024年)の日本市場は力強い上昇を見せ、日経平均は 年間で19%上昇。年末には 39,894.54円 という過去最高値で引けました。しかし、年明け以降は一進一退の展開が続いています。
今後の焦点は、日本銀行の金融政策や円安の進行具合、国内企業の決算動向 です。特に、4月以降の金融政策正常化に関する動きが市場に与える影響は大きいため、投資家は慎重に対応する必要があります。
今後の注目ポイント
1. 米国の金融政策 → FRBの利下げ時期に関する発言が市場にどう影響を与えるか
2. 日本銀行の動向 → マイナス金利解除の時期が株価にどのように作用するか
3. 企業決算 → 特に、半導体・自動車関連の業績が日経平均に及ぼす影響
短期的な調整はあるものの、基本的な上昇トレンドは維持されているように見えます。
引き続き、市場動向を注視しながら投資判断を行いましょう。
それでは、また次回の市場分析でお会いしましょう!
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