ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、大阪市此花区に位置する日本を代表するテーマパークであり、その運営会社である合同会社ユー・エス・ジェイ(以下、USJ社)は、国内外から多くの来場者を集めています。
会社概要
USJ社は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営を主な事業としています。本社は大阪府大阪市此花区桜島2丁目1番33号に位置し、代表者は社長CEOのJ.L.ボニエ氏です。資本金は50億円で、米国法人ユニバーサル・シティ・スタジオ・プロダクションズ他ユニバーサルグループ各社から知的財産の利用についてライセンスを受けています。
財務状況
USJ社は2007年に東証マザーズに上場しましたが、2009年に上場廃止となり、その後は非上場企業として運営されています。そのため、最新の詳細な財務情報は公開されていません。しかし、2009年3月期までの決算情報によれば、売上高は約685.3億円、営業利益は約85.86億円、当期純利益は約69.99億円と報告されています。
株式情報
USJ社は現在、非上場企業であるため、一般の投資家が直接株式を購入することはできません。過去には上場していた時期もありましたが、現在は上場しておらず、株主優待制度も存在しません。将来的に再上場の可能性が取り沙汰されることもありますが、具体的な計画は公表されていません。
親会社の株価動向
USJ社の親会社であるコムキャスト(Comcast Corporation)は、米国の大手メディア・通信企業であり、米国市場に上場しています。2025年1月11日時点でのコムキャストの株価は36.36米ドルで、前日比-0.82ドル(-2.21%)の下落となっています。過去1年間の株価は、最高値が37.155米ドル、最安値が36.32米ドルと推移しています。
今後の展望
USJは、新規アトラクションの導入や季節ごとのイベントを積極的に展開し、来場者数の増加を図っています。特に、任天堂とのコラボレーションによる「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」のエリア拡張や、新エリア「ドンキーコング・カントリー™」の開業など、話題性の高い取り組みが続いています。これらの施策により、さらなる集客と収益の向上が期待されます。
まとめ
USJ社は、非上場企業であるため、詳細な財務情報や株価情報は限られていますが、親会社であるコムキャストの株価動向や、USJ自体の新規アトラクションの展開などから、その経営状況や将来性を間接的に把握することが可能です。今後も、エンターテインメント業界における動向やUSJの取り組みに注目が集まることでしょう。
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