大林組の最新決算報告
2025年3月期第2四半期(2024年4月1日~2024年9月30日)の連結経常利益は、前年同期比30.8%増の497億円となりました。 これは、通期計画の980億円に対する進捗率が50.7%に達し、過去5年間の平均進捗率45.8%を上回る好調な結果です。
売上高は前年同期比17%増の1兆813億円、営業利益は26.2%減の308億4300万円、経常利益は21.9%減の380億900万円、純利益は55.1%増の551億円となりました。
株価の推移
2025年1月10日時点での大林組の株価は2,020円で、前日比21.5円(1.05%)の下落となっています。 過去1年間の株価は、2,046円(2025年1月9日)を高値とし、2,016.5円(2025年1月10日)を安値とする範囲で推移しています。
業績と事業内容
大林組は、建築・土木事業を中心に、不動産開発や海外展開も手掛ける日本最大手のゼネコンの一角です。 2025年3月期第2四半期の決算では、売上高が前年同期比で増加し、純利益も大幅に増加していますが、営業利益と経常利益は減少しています。
課題と展望
営業利益と経常利益の減少は、コスト増加や競争激化などの要因が考えられます。今後の課題として、コスト管理の徹底や新規事業の開拓、海外市場での競争力強化が挙げられます。一方、売上高と純利益の増加は、受注増加やプロジェクトの順調な進行を示しており、今後の成長に期待が持てます。
まとめ
大林組は、建設業界におけるリーディングカンパニーとして、堅調な業績を維持しています。最新の決算では、売上高と純利益が増加し、株価も安定した推移を見せています。今後は、コスト管理や新規事業の開拓、海外展開の強化を通じて、更なる成長が期待されます。
参考リンク
• 大林組 決算資料:
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